Monthly Archives: 9月 2018

補助事業概要の広報資料

整理番号  2018P-092

補助事業名  平成30年度 学術・文化の振興のための活動 補助事業

補助事業者名 (N)さいたま映像ボランティアの会

 

1 補助事業の概要

(1)事業の目的

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018を15周年記念大会として開催。コンペティション部門には98の国と地域から計832本の応募があり、一次審査を経てノミネートされた作品を、4Kにも対応する環境で上映。国内外の著名な映画人で構成する審査員が優秀作を選んで表彰する。この他、15周年記念特別企画やアート&エンタテインメント双方に跨る多彩な作品を上映し、関連イベントや夏祭りも開催。

当映画祭の開催を通じ、次世代を担う新たな才能を発掘・育成し映像産業の発展に寄与するとともに、映像文化の健全な発展を図り、個性豊かで活力ある地域文化の創造に寄与する。また、地域経済の振興とコミュニティの活性化に貢献する。

会期:2018年7月13日(金)~22日(日)の10日間

開催地:SKIPシティ(埼玉県川口市上青木3-12-63)

MOVIX川口 (埼玉県川口市並木本町1-79 アリオ川口3F)

(2)実施内容

  • コンペティション部門
  • 15周年を機に部門構成をリニューアルして新たなスタートを切った。昨年度までの、長編部門、短編部門、アニメーション部門の3部門構成を、国際コンペティションと国内コンペティション(長編、短編)の2部門3カテゴリー構成とした。国際コンペティションには史上最多の98の国と地域から589本、国内コンペティションには243本(長編67本、短編176本)の応募があり、11名の一次審査員がノミネート作品の選考にあたった。国際コンペティション10本(うち1本は国内作品)、国内コンペティション13本(長編4本、短編9本)が選ばれ、前者は各3回ずつ(MOVIX川口で1回)、後者は各2回ずつを期間中に上映した。渡辺真起子氏(俳優)を委員長とする4名の国際審査員、桝井省志氏(映画プロデューサー)を委員長とする3名の国内審査員が厳正な審査を行い、下記のとおり受賞作品を選定、トロフィー、賞金等を贈り表彰した。

【国際部門】

最 優 秀 作 品 賞:『ナンシー』(アメリカ)

監  督  賞    :『あの木が邪魔で』(アイスランド、デンマーク、

ポーランド、ドイツ)

審 査 員 特 別 賞:『最後の息子』(韓国)

スペシャル・メンション:『ザ・スワン』(アイスランド、ドイツ、エストニア)

S K I P シティアワード:『彼女はひとり』(日本)

【国内部門】

優秀作品賞(長編):『岬の兄妹』

優秀作品賞(短編):『予定は未定』

審 査 員 特 別 賞:『口と拳』

※SKIPシティアワード受賞者には、SKIPシティ内の映像制作施設、設備の一定期間の利用を提供。

※観客人気投票では国際コンペティション部門からは『ザ・ラスト・スーツ(仮題)』、

国内コンペティション長編部門では『岬の兄妹』、短編部門は『はりこみ』が選ばれた。

①オープニング上映
15周年記念作品として川口市が製作した『君がまた走り出すとき』を上映した。全編を川口市内で撮影し、300人を越える市民がエキストラとして参加した。本映画祭「短編部門」に二度ノミネートされた経歴を持つ中泉裕矢監督が、初の長編作品としてメガフォンをとった。

③ 15周年特別企画
・名匠たちの軌跡
世界の巨匠監督たちを追ったドキュメンタリーを通して「映画監督」について考
察するプログラム。『A.K.ドキュメント黒澤明』、『映画が時代を写す時-候孝賢と
エドワード・ヤン』、『ドキュメンタリー:映画監督ミヒャエル・ハネケ』の3本を上映。
・飛翔する監督たち from SAITAMA
日本映画界の第一線で活躍する埼玉県出身監督の4作品(『映画 夜空はいつでも最
高密度の青色だ』、『22年目の告白-私が殺人犯です-』、『横道世之介』、『犬猿』)を上映し、監督、出演者によるトークショーを開催。

④ 「怪盗グルーシリーズ」一挙上映
子供から大人まで幅広い支持を得る大人気キャラクター「ミニオンズ」が活躍する「怪盗グルーシリーズ」を3本まとめて上映。

⑤ バリアフリー上映
実話をもとにした大ヒット作品『8年越しの花嫁 奇跡の実話』を上映。スマートフォンのアプリを使って字幕や音声ガイドを再生できる「UDCast」方式を採用。

⑥ 関連企画
・ママ・シアター
オムツ交換・授乳スペースを備え、ベビーカーも入場可能な上映環境を整え、ロン
グヒットしたドキュメンタリー『人生フルーツ』を上映。
・VR上映
新たなエンタテインメントとして定着しつつあるVR映画の最前線を紹介すべく、海
外の映画祭でも注目を集めている2本の日本作品(『ブルーサーマルVR-はじまりの空-』、『ウルトラマンゼロVR 大都会の戦慄 エレキング対ゼロ』)を上映し、監督、識者を招いてセミナーを開催。
・メイド・イン・SKIPシティ
SKIPシティを拠点に活動する映像クリエイターが制作した、埼玉県の魅力を発信す
る短編映画2本の上映と舞台挨拶を行った。
・カメラクレヨン
川口こども映画クラブが制作した映画と、地元の小学生が映像学習プログラムでテ
レビ番組作りに挑戦した作品の中から選りすぐった作品を上映し、小学生の舞台挨拶を行った。

⑦ 野外上映
今年の4月に亡くなった高畑勲監督が関わった懐かしの名作アニメ3本(『パンダコパンダ』、『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』、『名探偵ホームズ 青い紅玉の巻/海底の財宝の巻』)を屋外のスクリーンで上映。

⑧ 関連イベント(SKIPシティ夏祭り)
ふれあいイベント、オートレースPRコーナー、盆踊り、夜店、交通安全体験車、一日
動物園、ベーゴマ教室、野菜ソムリエ、映画制作ワークショップ、川口法人会の夏祭
り、シネマカフェ、臨時保育サービス など。

【主会場の増設】
アクセスの便利な川口駅前のシネコン「MOVIX川口」にて、最終日を除く9日間にわた
りオープニング作品及び国際部門の10作品を上映。

2 予想される事業実施効果
・世界初のデジタルシネマに特化した映画祭として注目を集めその普及と発展に貢献。
・若手映像クリエイターの発掘と育成を掲げて地道な努力と工夫を積み重ね、着実な成果を上げてきた。当映画祭が輩出した多くのクリエイターが、国内外の映画界に活躍の場を拡げ(海外著名映画祭での受賞、相次ぐ商業デビューや劇場公開作品の大ヒットなど)、今や“我国を代表する若手の登竜門”として広く認知されている。
・地域に支えられ共に歩んだ映画祭である。地域を代表するイベントとして定着しつつあり、今後も世界に誇れるイベントを目指して地域住民と手を携えて努力を続けたい。
・映画祭の発展を梃子に、地域起こし(映像を核とした地域文化の振興、地域コミュニティの活性化、先端映像産業による地域経済の振興)に貢献する。

 

 

 

4 事業内容についての問い合わせ先
団体名: 特定非営利活動法人 さいたま映像ボランティアの会
(トクテイヒエイリカツドウホウジン
サイタマエイゾウボランティアノカイ)
住   所: 〒333-0845
埼玉県川口市上青木西1-20-3 産業文化会館206
代 表 者: 理事長 田中一成(タナカカズナリ)
担当部署: 本部(ホンブ)
担当者名: 冨永威允(トミナガタケヨシ)
電話番号: 048-259-3421
FAX: 048-253-1305
E-mail: eizov@bf7.so-net.ne.jp
URL: http://www.eizov.com/
http://www.skipcity-dcf.jp/

平成30年度JKA補助事業概要
平成29年度JKA補助事業概要
平成28年度JKA補助事業概要
平成27年度JKA補助事業概要
平成26年度JKA補助事業概要
平成25年度JKA補助事業概要
平成24年度JKA補助事業概要

研修新企画展研修のご案内

新企画展「MEC Award Collection」の研修をを下記の通り行います。
企画展コーナー担当者及び企画展コーナーに入る可能性のある方は受講下さい。
研修参加の有無を事前に事務局までご連絡下さい。

【研修日時】9月7日(金)15:00-16:00
【研修場所】ミュージアム3F企画展コーナー

「2018年10月度映像ミュージアム勤務表」の配布について

「平成30年10月度映像ミュージアム勤務表」を該当者に別紙配布します。
各自の勤務日、勤務場所を確認下さい。
万一都合の悪い場合は事務局までご連絡下さい。

「映像ミュージアム」のメンテナンス休館について

映像ミュージアムの9月は
9月3日(月)~9月7日(金)
及び
9月29日(土)~10月5日(金)
の期間はメンテナンス休館となりますのでご留意下さい。

アトリア「第8回新鋭作家展(プレゼンテーション展示公開)」の支援業務実施について

表題の支援業務を9月8日(土)~24日(月・祝)に実施いたします。
該当者には別途連絡いたしますのでよろしくお願いいたします。

バスの旅2018のご案内秋色の甲府・勝沼方面

会員親睦バスの旅を下記の通り実施します。
参加希望の方は事務局に参加登録下さい。

日時:11月5日(月)  集合:リリア横7:40  会費:3,000円(当日徴収)

 

今回のポイントは
①昇仙峡散策
②直売所甲子園初代グランプリ「道の駅とよとみ」
③桔梗屋工場見学&アウトレット
④勝沼でワイナリー見学&試飲
⑤昼食は甲府富士屋ホテルのバイキング
と盛りだくさん!

「夏休み自由研究大作戦2018」ワークショップ好評裡に終了

映像ミュージアムでは夏休み期間中
「パラパラマンガで映像の仕組みを学ぼう」
「コマ撮りアニメの仕組みを学ぼう」
「合成の仕組みを勉強しておもしろ動画を作ろう」
のテーマで小学生対象のワークショップを8回開催、いずれも満席で終了しました。

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018 観客賞と入場者数が発表されました

観客賞は
国際コンペ部門「ザ・ラスト・スーツ(仮題)」、
国内コンペ長編部門「岬の兄弟」、
国内コンペ短編部門「はりこみ」
と発表されました。
同時に今年の映画祭入場者数は
9,740名

前年比約105%、
2013年に次いで過去2番目に多い来場者数であったことが発表されました。